エミフル金沢

2020年、コロナで日本中が大揺れの中

7月　エミフル金沢は誕生しました。

　特定非営利法人エミフルは2015年に「親亡き後も障がい者が笑顔で過ごせる毎日を送ってほしい」という強い思いの下、法人を設立し 神奈川県を中心に障害者地域作業所作成する自主製品の販路開拓事業、及び地域ネットワークの拡充を主とした 「エミフル活動」の推進を行ってまいりました。

　その後、利用者の皆様の日常生活のサポートや居場所作り等も行っていきたく、2018年、川崎に「就労継続支援Ｂ型エミフル川崎」 を開業し、そしてこの度横浜市金沢の地に二つ目の事業所として「エミフル金沢」を開業することができました。

　コロナで大揺れの中、いつ開業できるだろうかと不安いっぱいでした。 開業にこぎつけたのは「早くおいでよ、楽しみにしてるから」「ぜひやってください」等々、 地域の皆様からの励まし原動力でした。小さな事業所ですが、金沢の明るい日差しと人々の温かいまなざしの中で、 地域とともに一緒に成長していけたらと願っています。どうぞよろしくお願いします。

笑顔・自己実現・働く喜び・共生

　エミフル金沢は、「笑顔・自己実現・働くよろこび・共生」を大切にし、「できる！」 を見つけることができる居場所を作りたい！　そんな思いで事業所を設立しました。 私たちはその環境を提供し、利用される方の個性や希望を生かしながら、 エミフル活動を通じて、就労の楽しさややりがい、自信を持って、笑顔で日常生活を送れるよう、 一人ひとりに寄り添いながら、一緒に様々な活動をしていきたいと思っています。

就労継続支援B型事業所とは？

　就労継続支援B型とは、障害者総合支援法に基づいた就労系障害福祉サービスの一つです。 通常の事業所に雇用されることが困難で、雇用契約に基づく就労が困難な方に対して就労、生産活動の機会を提供します。 就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な支援を行います。

では、エミフル金沢は

　障害のある方の家族、特別支援学校や支援級の教員、養護教諭(保健室の教員)、介助員、生活支援員などの経験者が集まって出発しました。 私たちの疑問…… 学校の時代を終えたハンディキャップのある方たちは、どういう人生を歩んでいくのだろう。 理想の支援とは一体どんな形なのだろう。 一人ひとりに違った形の支援が必要であり、思いがあり、人生がある。 だから、この答えは永遠の課題として追い求めなければならないのでしょう。